
MUGWORT
ヨモギ
キク科/多年草 花期|秋
空き地や河原、花壇や線路脇などに自生し、日当たりが好きな植物です。葉には白くて細かい毛があり、この毛を集めたものがお灸の原料、もぐさです。低温でゆっくり燃える性質があり、経絡の流れを整えてくれます。緑色の葉は、クロロフィルが豊富にあり、腸内環境を整えて増血作用を促すといわれています。沖縄ではフーチバーと呼ばれ、沖縄そばやジューシー(炊き込みご飯)に入れて食べられます。

PLANTAIN
オオバコ
オオバコ科/多年草 花期|春〜夏
オオバコは、動物の足に種をつけて運ばせる特徴があり、玄関先や駐車場、公園の遊び場など、踏まれるところに自生する植物。そのため、葉や茎には折れないようにしなやかさがあり、踏まれて硬くなった土に、強い根っこを伸ばしています。そんなタフなオオバコは、漢方の生薬になり、ヨーロッパでは皮膚の疾患に使われています。お茶や料理など、さまざまに活用でき、わたしたちを元気にしてくれる植物です。

SHELL GINGER
月桃
ショウガ科/多年草 花期|春〜初夏
沖縄では、サンニンという名前で呼ばれる月桃。国内では、奄美大島を北限とする南国の植物で、台湾、中国、タイ、マレーシア、ブラジルなどに分布しています。亜熱帯気候の沖縄では、原野や森などに自生。有用植物であり、畑や海岸付近に植えると、防風の役目をしてくれます。素晴らしい殺菌作用があるといわれ、月桃葉で包んだムーチー(餅)を蒸す蒸気にあたると、風邪予防になるそうです。

SUGINA
スギナ
トクサ科/多年草
春の野に咲くツクシの栄養茎が「杉」の形に似ていることから、“杉菜”と呼ばれる。雑草として知られる一方で、収斂作用を持ち、古くから止血剤、強壮剤、利尿剤など、世界各地で薬草として扱われてきました。豊富に含まれるケイ酸には、研磨作用があり、たわし状にして鍋を磨いたり、家具のつや出しにも利用されています。起源は古生代石炭紀までさかのぼり、どんな厳しい環境でも生き抜いてきた素晴らしい植物。現代ではアスファルトの隙間からも顔を出し、ときにわたしたちの心身を助けてくれる頼もしい存在です。